そのお疲れ顔、要注意です!〜クマはありますか?〜

皆さんは鏡を見た時、目の下は何色でしょうか?

綺麗な肌色ですか?それとも青色?茶色っぽい色の方もいるかもしれませんね。

わたしの周りの女性の悩みで多いクマ。

「なんか疲れてる?」「老けた?」

なんて思わせてしまう、どんなに美人さんでも顔の印象をガラッと変えてしまう、今日はそんな「クマ」についてです。

クマの種類

まず、一言にクマと言っても種類があります。

  • 青クマ
  • 茶クマ
  • 黒クマ

青クマ

1番多いのは年齢があまり関係なく出てくる青クマでしょうか。

青クマの原因は、睡眠不足や眼精疲労によって下瞼におこる血流の滞留です。

長時間のパソコンやスマホで目を酷使したり、冷え性や運動不足も原因になります。

ホットタオルやホットアイマスク等を使って目元を温めたり、入浴で血流を促進させたりするといいでしょう。

茶クマ

茶クマは紫外線や炎症の影響によりおこる色素沈着が原因です。

濃いポイントメイクをしているのに、クレンジング時にポイントメイクリムーバーを使わなかったり、普段から目元をゴシゴシとよくこすったりして刺激を与えてしまう事で茶色くなってしまいます。

メイクがきちんと落ちていない事も原因のひとつになりますので、クレンジング〜洗顔の仕方の見直しをしてみましょう。

色素沈着はお肌のターンオーバーが正常であれば徐々に薄くなっていくので、日々のスキンケアに美白効果のあるものを使ったり、紫外線対策をしっかりとする事が大切です。

黒クマ

黒クマは、加齢による目元のシワやたるみなどでできる影です。

目の周りの筋肉を鍛えるトレーニングをしたり、ハリを出すようなエイジングケア、アイクリームや美容オイル等を使って目元の保湿を頑張りましょう。

でも、普段から色々対策してるのに全然良くならない!という方も居られるかと思います。

そんな方は身体の内側に目を向けてみましょう。

ドロドロ習慣になっていませんか?

クマは東洋医学では『瘀血(おけつ)』という全身の血の巡りが悪くなり滞っている状態が原因の事が多いです。

つまりサラサラと流れない=ドロドロになっているという事ですね。

ドロドロ血と聞いていいイメージがない通り、瘀血は様々な不調の元になります。

よくある症状としては、肩こりや頭痛、生理不順、重い生理痛や冷え、冷えのぼせ等です。

血の流れが悪い為、毛細血管まで血が行きわたりにくく手先や足先といった末端部分が冷えています。
女性に多いタイプです。

新陳代謝が低下することからシミやそばかすや打撲のあとのあざなどが出来やすく消えづらい、ニキビやイボが出来やすい等といった事があげられます。

お肌の生まれ変わり、ターンオーバーが乱れるので肌トラブルが絶えません。

このドロドロ血がもっと酷くなると血管を塞いでしまう重い病気、心筋梗塞や脳梗塞等のリスクも高くなってしまうので早いうちに体質を改善していきたいですよね。

瘀血体質は、日々の習慣でなってしまいます。

まずは食生活。

栄養バランスの偏った食事や、お肉や揚げ物等の脂っこい食事をよく食べられる方、ハイカロリーな甘いものが大好き、毎日のおやつがやめられない方は要注意です。

次に精神的ストレスや運動不足・不規則な生活も原因となります。

ひとつづつ変えていく事で体質も変化していくので出来ることから取り組んでいきましょう。

少しづつ意識しましょう

食生活で意識したい事は身体を冷やす食べ物を控え、温める作用のある「温性」「熱性」のもの、血の巡りを良くするものを積極的に摂る事です。

オススメ食材は青梗菜・黒キクラゲ・生姜・玉ねぎ・らっきょう・にんにく・ニラ・長ネギ・鯖や鰯などの青魚・大豆・黒豆・小豆・フルーツだと桃・ライチなどがあります。
他にも色々あるので、調べたりしながら組み合わせを考えるのも楽しいと思います。

調味料ではがオススメ。
青魚を酢漬けにすると血液サラサラ効果が高いと言われています。

普段の飲み物を、ほうじ茶やルイボスティー、ウーロン茶などの発酵茶に変えてみるのもひとつでしょう。
色々ブレンドされている薬膳茶などを利用してみるのもオススメです。

身体を温める為に、毎日入浴する事も大切です。忙しい現代、シャワーで済ませてしまう方も多いのではないでしょうか。しかし、血流を良くする為には湯船に浸かる習慣を取り入れたいものです。
どうしても難しい場合は、足湯をするのも効果的です。

年間通して、身体を温めて巡りを良くする習慣をつける事が瘀血体質脱出の近道になります。

食生活に気を付けて、ウォーキングやストレッチ等、軽い運動を取り入れて全身に血を巡らしましょう。

身体は変わる

わたしも、数年前まで酷い冷え性があり、常に肩こり・頭痛とお友達でした。

鎮痛剤は手放せないし、会う人には「疲れた顔してるね」「顔色が良くないよ」とよく言われていました。

わたしが日常に取り入れていた事は、普段の食事のご飯を白ご飯ではなく黒米にしたり雑穀米にしたり、お茶は黒豆茶やハトムギ茶にしたり、特別に意識すること無く口にする様にしていました。

たまに漢方茶を煎じて飲んだり…なんて事もしました。

入浴は年間通して、夏でも必ず入る事を心がけました。

激しい運動は苦手なのでストレッチを取り入れ、そんな風に過ごしていたら、今は肩こりから頭痛を起こすことはほとんどなくなり、手足もいつも温かいです。

変えよう!と意識しながら行動していても、すぐには結果として見えてこないかもしれませんが、身体は少しづつ変化してくると思います。

あれもこれもと欲張って制限し過ぎると、それはストレスとなり悪影響となり得るので、無理のない範囲でひとつづつ生活の中に習慣化して取り入れていくのがいいと思います。

ひとつルーティン化出来たらもうひとつ追加するという様な積み重ねが、いい変化へと導いてくれるでしょう。

メイクの力を借りよう

目の下のクマがなくなるまで、少し時間がかかると思います。

毎日鏡を見て落ち込むのはストレスですよね。

そんな時はメイクでうまく隠してしまいましょう。

クマを隠すコンシーラーも色味を間違えてしまうと余計目立ってしまうので、自分がどんな種類のクマなのかじっくり観察してみましょう。

  • 青クマ…黄色〜オレンジ系のコンシーラー
  • 茶クマ…黄色〜ベージュ系のコンシーラー
  • 黒クマ…パール感のある白や明るいベージュ、ピンク系のコンシーラー

等がいいです。

メイクを利用して、毎日を明るく前向きに過ごせたらいいですね。

AUTHOR

雅 미야비 (みやび)

PROFILE

美容系インフルエンサー
1男3女の4児の母。
幼少の頃から美容が大好きで、手作りコスメ〜デパコスまで興味の湧いたものはなんでもトライ。
繰り返す肌荒れに悩んでいた時に、根本から改善しようとインナービューティーに目覚める。
「歳を重ねる毎にキレイに」をモットーに、韓国スキンケアを中心にInstagramで美容情報を発信中。

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