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3月8日は国際女性デー。女性の勇気と社会的貢献を称える日。

3月8日は国際女性デー。女性の勇気と社会的貢献を称える日。

2023.02.27

国際女性デーは、毎年3月8日に女性の勇気と社会的貢献を認め、それを称える日です。この記事では、国際女性デーの歴史や意味、そして性別の差別のない未来を目指す目標である「SDGs⑤」について解説しています。 国際女性デーとは 冒頭でもお伝えしたように国際女性デー(International Women’s Day=IWD)とは、女性の社会的・経済的・政治的権利の向上や性差別の撤廃を目的として、毎年3月8日に世界中でお祝いされる記念日のことです。 国や民族、文化、政治の壁に関係なく、女性の役割や決断、女性が達成してきた功績を称える日でもあり、国によっては3月8日を祝日に制定しているところもあります。 国際女性デーの歴史 時をさかのぼること1908年、アメリカで労働条件の改善を目的に一万人以上の女性たちがストライキを起こしたことを記念して、翌年の1909年2月28日を「全米女性の日」と制定されました。 この出来事がきっかけとなって、1910年にコペンハーゲンで開かれた「第2回国際社会主義婦人会議」で、世界中の女性たちが自分の政治的権利の主張を称え、「国際女性デー」を制定しました。 その後、グレゴリオ暦の3月8日にあたる1917年2月の最終日曜日に、ロシアの女性が「パンと平和」を求め抗議とストライキを決行し、女性の権利や地位に関する協議へと進展します。 この1917年に起こった革命を発端とし、当時のロシア皇帝は女性に選挙権を与えることを認めました。のちの1975年には、国連が3月8日を「国際女性デー」と公式に制定し現在に至っています。 国際女性デーのイベント事例 近年の日本ではようやく国際女性デーの認知度が高まってきましたが、世界では認知が広がっており、すでに25カ国以上が国際女性デーを祝日として制定しています。 イタリアでは国際女性デーを祝日にはしていないものの、国際女性デーを「ミモザの日」と決めており、感謝の気持ちを込めて愛する女性や友人にミモザの花を贈るというのが習慣になっています。イタリアの気候ではミモザは2月から3月に開花するため、ミモザが国際女性デーのシンボルになったと言われています。 そのほか、世界各国では国際女性デーにちなんださまざまな取り組みが行われています。 アメリカも国際女性デーは祝日ではありませんが、3月を「女性史月間」と定め、歴史のなかで貢献した女性を称えています。 中国では、国際女性デーの午後から半日休暇を取得することが推奨されており、女性はこの日、ショッピングを楽しんだり、男性が女性にプレゼントを贈ったりしています。 ロシアでも、国際女性デーは男性から女性にプレゼントを贈る日として知られています。 また、日本ではHAPPY WOMAN実行委員会が、国際女性デーの認知拡大と女性のエンパワーメントの推進のために、「HAPPY WOMAN AWARD for SDGs」として、さらなる活躍が期待できる女性や、女性を応援する商品やサービスを展開する企業に表彰を行っています。 SDGsの⑤「ジェンダー平等を実現しよう」について解説 持続可能でよりよい世界を目指す国際目標SDGsは、環境問題や貧困、差別、人権問題といった世界の課題を2030年までに解決していこうとする計画や目標のことを指します。 ご存じの方もおられるでしょうけれど、改めてSDGsで掲げられている17の目標を確認しておきましょう。 貧困をなくそう 飢餓をゼロに すべての人に健康と福祉を...

3月8日は国際女性デー。女性の勇気と社会的貢献を称える日。

2023.02.27

国際女性デーは、毎年3月8日に女性の勇気と社会的貢献を認め、それを称える日です。この記事では、国際女性デーの歴史や意味、そして性別の差別のない未来を目指す目標である「SDGs⑤」について解説しています。 国際女性デーとは 冒頭でもお伝えしたように国際女性デー(International Women’s Day=IWD)とは、女性の社会的・経済的・政治的権利の向上や性差別の撤廃を目的として、毎年3月8日に世界中でお祝いされる記念日のことです。 国や民族、文化、政治の壁に関係なく、女性の役割や決断、女性が達成してきた功績を称える日でもあり、国によっては3月8日を祝日に制定しているところもあります。 国際女性デーの歴史 時をさかのぼること1908年、アメリカで労働条件の改善を目的に一万人以上の女性たちがストライキを起こしたことを記念して、翌年の1909年2月28日を「全米女性の日」と制定されました。 この出来事がきっかけとなって、1910年にコペンハーゲンで開かれた「第2回国際社会主義婦人会議」で、世界中の女性たちが自分の政治的権利の主張を称え、「国際女性デー」を制定しました。 その後、グレゴリオ暦の3月8日にあたる1917年2月の最終日曜日に、ロシアの女性が「パンと平和」を求め抗議とストライキを決行し、女性の権利や地位に関する協議へと進展します。 この1917年に起こった革命を発端とし、当時のロシア皇帝は女性に選挙権を与えることを認めました。のちの1975年には、国連が3月8日を「国際女性デー」と公式に制定し現在に至っています。 国際女性デーのイベント事例 近年の日本ではようやく国際女性デーの認知度が高まってきましたが、世界では認知が広がっており、すでに25カ国以上が国際女性デーを祝日として制定しています。 イタリアでは国際女性デーを祝日にはしていないものの、国際女性デーを「ミモザの日」と決めており、感謝の気持ちを込めて愛する女性や友人にミモザの花を贈るというのが習慣になっています。イタリアの気候ではミモザは2月から3月に開花するため、ミモザが国際女性デーのシンボルになったと言われています。 そのほか、世界各国では国際女性デーにちなんださまざまな取り組みが行われています。 アメリカも国際女性デーは祝日ではありませんが、3月を「女性史月間」と定め、歴史のなかで貢献した女性を称えています。 中国では、国際女性デーの午後から半日休暇を取得することが推奨されており、女性はこの日、ショッピングを楽しんだり、男性が女性にプレゼントを贈ったりしています。 ロシアでも、国際女性デーは男性から女性にプレゼントを贈る日として知られています。 また、日本ではHAPPY WOMAN実行委員会が、国際女性デーの認知拡大と女性のエンパワーメントの推進のために、「HAPPY WOMAN AWARD for SDGs」として、さらなる活躍が期待できる女性や、女性を応援する商品やサービスを展開する企業に表彰を行っています。 SDGsの⑤「ジェンダー平等を実現しよう」について解説 持続可能でよりよい世界を目指す国際目標SDGsは、環境問題や貧困、差別、人権問題といった世界の課題を2030年までに解決していこうとする計画や目標のことを指します。 ご存じの方もおられるでしょうけれど、改めてSDGsで掲げられている17の目標を確認しておきましょう。 貧困をなくそう 飢餓をゼロに すべての人に健康と福祉を...

【仕事にも健康管理も役に立つ】温活を学び、生活に取り入れる8つのメリットとは?

【仕事にも健康管理も役に立つ】温活を学び、生活に取り入れる8つのメリットとは?

2022.08.02

温活を学ぶメリットをわかりやすく解説 温活を学んでみたいけど、どのように役に立つのかな?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。 温活の需要は、年々高まっています。現代人は、50年前に比べて体温が、0.8度も低下しています。 そして、低体温による、体への悪影響が認知されてきています。 具体的には、体温が1℃低下すると、代謝は10%〜20%、免疫力は30%も低下すると言われています。 その為、温活で体調を整えるということが一般的になってきています。 また、今のお仕事に絡めてさらなら付加価値を付けるために、温活を学ぶ方も増えています。特に、エステサロンやエクササイズなど、健康に繋がるお仕事との親和性が高いでしょう。温活について体系的に学び、お客様の健康のために適切に助言でき、提案できる幅が広がることも考えられますね。 仕事内容 具体的に、温活の知識が活かせる仕事は下記が挙げられます。 エステティシャン セラピスト ヨガスタジオ 温活についての正しい知識と実践方法を知っていると、他のサロンやスタジオで仕事をしている人と差別化を図れます。 基礎体温を上げるなど体の内側からの改善方法まで気を遣ってあげることで、お客様からあなたへの信頼は厚くなるでしょう。 これからの需要 昨今の健康需要の高まりから温活にも注目が集まっており、今後は、温活関係の資格も、需要が増えていくことが考えられます。 温活に興味を持った人方々は、資格を取得することで、一定レベルの知識を有していることを示せるため周囲からのあなたへの信頼が得られるかもしれません。 温活を学び、実践する8つメリット 温活を学び、生活に取り入れるメリットは多くあります。 ここでは、代表的な8つのメリットをご紹介します。 抵抗力アップ ダイエット効率アップ 肩こり、頭痛の改善 睡眠の質向上 血の巡り改善 むくみの改善 生理痛の軽減 冷えで困っている人の役に立てる 冷えについての知識がないと、冷えは体質の問題であるため仕方ないと諦めてしまう人が多いでしょう。 また、年齢を重ねることで抵抗力や治癒力は当然低下していくことも考えられます。...

【仕事にも健康管理も役に立つ】温活を学び、生活に取り入れる8つのメリットとは?

2022.08.02

温活を学ぶメリットをわかりやすく解説 温活を学んでみたいけど、どのように役に立つのかな?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。 温活の需要は、年々高まっています。現代人は、50年前に比べて体温が、0.8度も低下しています。 そして、低体温による、体への悪影響が認知されてきています。 具体的には、体温が1℃低下すると、代謝は10%〜20%、免疫力は30%も低下すると言われています。 その為、温活で体調を整えるということが一般的になってきています。 また、今のお仕事に絡めてさらなら付加価値を付けるために、温活を学ぶ方も増えています。特に、エステサロンやエクササイズなど、健康に繋がるお仕事との親和性が高いでしょう。温活について体系的に学び、お客様の健康のために適切に助言でき、提案できる幅が広がることも考えられますね。 仕事内容 具体的に、温活の知識が活かせる仕事は下記が挙げられます。 エステティシャン セラピスト ヨガスタジオ 温活についての正しい知識と実践方法を知っていると、他のサロンやスタジオで仕事をしている人と差別化を図れます。 基礎体温を上げるなど体の内側からの改善方法まで気を遣ってあげることで、お客様からあなたへの信頼は厚くなるでしょう。 これからの需要 昨今の健康需要の高まりから温活にも注目が集まっており、今後は、温活関係の資格も、需要が増えていくことが考えられます。 温活に興味を持った人方々は、資格を取得することで、一定レベルの知識を有していることを示せるため周囲からのあなたへの信頼が得られるかもしれません。 温活を学び、実践する8つメリット 温活を学び、生活に取り入れるメリットは多くあります。 ここでは、代表的な8つのメリットをご紹介します。 抵抗力アップ ダイエット効率アップ 肩こり、頭痛の改善 睡眠の質向上 血の巡り改善 むくみの改善 生理痛の軽減 冷えで困っている人の役に立てる 冷えについての知識がないと、冷えは体質の問題であるため仕方ないと諦めてしまう人が多いでしょう。 また、年齢を重ねることで抵抗力や治癒力は当然低下していくことも考えられます。...

フェムテック、フェムケアとは?女性の体や健康のためのサービスや商品を解説

フェムテック、フェムケアとは?女性の体や健康のためのサービスや商品を解説

2022.08.02

最近よく聞く「フェムテック」「フェムケア」とは? 「フェムテックってなに?」 「フェムケア商品ってどんなものがあるの?」 女性の社会での活躍やテクノロジーの発達により、近年注目が集まっているフェムテック及びフェムケア。 しかし、その具体的な内容を理解している人は意外と少ないのではないでしょうか? ベンチャー企業だけでなく大企業も注目し、さまざまな企業が取り組み始めている市場であり、経済産業省による補助金を拠出する実証実験が開始されるなど、今後は益々注目が集まっていくことでしょう。 そこで今回は、フェムテックとフェムケアについて詳しく解説していきます。 最後までお読みいただくことで、フェムテックとフェムケアの概要や注目を集めている背景、具体的なサービスやフェムケア商品について理解を深められるでしょう。 フェムテックとは? フェムテック(Femtech)とは、女性(Female)とテクノロジー(Technology)を掛け合わせた造語です。 一般的に、女性が抱える月経や妊娠、不妊、更年期、婦人科系疾患などの健康課題をテクノロジーで解決するサービスや製品の総称を指します。 例えば、海外のベンチャー企業では生理痛の改善や月経周期の予測、妊娠中のQOL向上、不妊対策、更年期障害の改善、セクシャルヘルス、女性特有の病気などのケアについて取り組まれています。 日本でも広く認知されている生理予測・妊娠をサポートするアプリも、実はフェムテックに当てはまるサービスです。 フェムケアとは? 一方のフェムケア(FamCare)とは、女性の(Feminine)とケア(Care)の掛け合わせで作られた造語です。 女性特有の性や、ホルモン分泌に関連した悩みを解決してくれる製品やサービスを指します。 フェムテックと同様、女性に関連したさまざまな課題を解決してくれるサービスですが、テクノロジーを駆使し解決する分野がフェムテック、フェムケアはテクノロジーではない製品という点で違いがあります。 フェムケアは、これまでは取り上げられにくいとされていた分野ですが、ファッション誌などで取り上げられる機会が増え、最近ではユニクロやGUがフェムテック・フェムケア市場に参入したことで話題になっています。 なぜフェムテックやフェムケア商品に注目が集まっているの? フェムテック・フェムケアの市場は、女性の健康問題、いわば世界の全人口の約半分の健康問題に取り組む分野と言えます。そのような市場の大きさを背景に、参入する企業が増えています。日本国内でもその注目度の高まりから、今後さらに市場が拡大していくと考えられます。ここでは、このように注目が集まるようになった背景について具体的に解説します。 女性の就業率増加に伴う働く女性の健康課題 近年では女性の社会進出から就業率が上昇しており、2020年度の労働力調査では、日本国内の女性就業者は約3,000万人にのぼるとされています。 政府の方針でも、女性の活躍を推進する取り組みが活発になっていますが、女性にはライフステージによって、月経、妊娠、不妊、産後ケア、更年期、婦人科系疾患、セクシャルウェルネスといった健康課題があります。 女性が抱える健康課題について、さらに詳しくみていきましょう。 月経などの不調による仕事への影響 個人差はあるものの、女性には月経前や月経期間中にさまざまな不調が現れます。 症状の重さによっては、仕事の勤務自体が困難になり欠勤してしまう、勤務できても仕事のパフォーマンスが落ちてしまうなどの影響があります。 症状に対して対処できなかったり、社会や企業が支える環境づくりができていなかったり、そのような現状から継続的な仕事ができなくなる懸念があります。 そのことで、キャリアアップの機会を失ったり、キャリアが止まってしまうこともあるでしょう。 不妊治療と仕事の両立課題...

フェムテック、フェムケアとは?女性の体や健康のためのサービスや商品を解説

2022.08.02

最近よく聞く「フェムテック」「フェムケア」とは? 「フェムテックってなに?」 「フェムケア商品ってどんなものがあるの?」 女性の社会での活躍やテクノロジーの発達により、近年注目が集まっているフェムテック及びフェムケア。 しかし、その具体的な内容を理解している人は意外と少ないのではないでしょうか? ベンチャー企業だけでなく大企業も注目し、さまざまな企業が取り組み始めている市場であり、経済産業省による補助金を拠出する実証実験が開始されるなど、今後は益々注目が集まっていくことでしょう。 そこで今回は、フェムテックとフェムケアについて詳しく解説していきます。 最後までお読みいただくことで、フェムテックとフェムケアの概要や注目を集めている背景、具体的なサービスやフェムケア商品について理解を深められるでしょう。 フェムテックとは? フェムテック(Femtech)とは、女性(Female)とテクノロジー(Technology)を掛け合わせた造語です。 一般的に、女性が抱える月経や妊娠、不妊、更年期、婦人科系疾患などの健康課題をテクノロジーで解決するサービスや製品の総称を指します。 例えば、海外のベンチャー企業では生理痛の改善や月経周期の予測、妊娠中のQOL向上、不妊対策、更年期障害の改善、セクシャルヘルス、女性特有の病気などのケアについて取り組まれています。 日本でも広く認知されている生理予測・妊娠をサポートするアプリも、実はフェムテックに当てはまるサービスです。 フェムケアとは? 一方のフェムケア(FamCare)とは、女性の(Feminine)とケア(Care)の掛け合わせで作られた造語です。 女性特有の性や、ホルモン分泌に関連した悩みを解決してくれる製品やサービスを指します。 フェムテックと同様、女性に関連したさまざまな課題を解決してくれるサービスですが、テクノロジーを駆使し解決する分野がフェムテック、フェムケアはテクノロジーではない製品という点で違いがあります。 フェムケアは、これまでは取り上げられにくいとされていた分野ですが、ファッション誌などで取り上げられる機会が増え、最近ではユニクロやGUがフェムテック・フェムケア市場に参入したことで話題になっています。 なぜフェムテックやフェムケア商品に注目が集まっているの? フェムテック・フェムケアの市場は、女性の健康問題、いわば世界の全人口の約半分の健康問題に取り組む分野と言えます。そのような市場の大きさを背景に、参入する企業が増えています。日本国内でもその注目度の高まりから、今後さらに市場が拡大していくと考えられます。ここでは、このように注目が集まるようになった背景について具体的に解説します。 女性の就業率増加に伴う働く女性の健康課題 近年では女性の社会進出から就業率が上昇しており、2020年度の労働力調査では、日本国内の女性就業者は約3,000万人にのぼるとされています。 政府の方針でも、女性の活躍を推進する取り組みが活発になっていますが、女性にはライフステージによって、月経、妊娠、不妊、産後ケア、更年期、婦人科系疾患、セクシャルウェルネスといった健康課題があります。 女性が抱える健康課題について、さらに詳しくみていきましょう。 月経などの不調による仕事への影響 個人差はあるものの、女性には月経前や月経期間中にさまざまな不調が現れます。 症状の重さによっては、仕事の勤務自体が困難になり欠勤してしまう、勤務できても仕事のパフォーマンスが落ちてしまうなどの影響があります。 症状に対して対処できなかったり、社会や企業が支える環境づくりができていなかったり、そのような現状から継続的な仕事ができなくなる懸念があります。 そのことで、キャリアアップの機会を失ったり、キャリアが止まってしまうこともあるでしょう。 不妊治療と仕事の両立課題...